出羽なる 奈曽の白橋 なれてしも 人もあやなく 恋渡るかな
夫木和歌抄 詠み人知れず
ちはやぶる 神は誓ひの 結たすき かけてぞ渡る 奈曽の白橋
夫木和歌抄 詠み人知れず
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金峰神社 白滝の深い渓谷の絶壁に建ち老杉や木々の緑に囲まれた素晴らしい神社 ここは早い時期から修験道の拠点の一つで鳥海山象潟口登拝者の宿泊や先達する修験の里であったと言う 白鳳8年役行者留次郎が鳥海山の大己貴神に薬師如来を 小滝の小名彦神に蔵王権現んを習合した山岳信仰と神仏習合思想が合体し更に自覚大師が鳥海大権現 蔵王大権現を勧進して鳥海山護持祈祷所として開基したのが始まりとも云う つまり慈覚大師が鳥海山に住んでる手長足長と云う鬼を退治に成功したので53段の石段と土舞台を築き奉納したのに始まるという。鳥海山は標高2237mの陸奥一で有史以来の度重なる噴火・溶岩の脅威は里の人にとっては火を噴く荒ぶる神・大物忌の神{大いなる物忌みの神様)としてあがめられ恐れられてきた この境内に凡そ5m四方の土だけの舞台があるがある この舞台をチョウクライ山と呼ぶのだそうです ここで延年奉納されるチョウクライ舞と云う舞が国指定重要無形民族文化財にしていされている
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