♪ハアー
恋の陸奥ナー 
恋の陸奥 人目を信夫ゥー
首尾も飯坂 湯のけむりィー
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょォー
  ささか さかさか 飯坂ェー♪

♪ハアー
泣くは河鹿かなァー 
泣くは河鹿か あの娘の声かァー
今宵別れの 十綱橋ィー
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょォー
  ささか さかさか 飯坂ェー♪

♪ハアー
お前どこゆくなァー
お前どこゆく ちゃんこちゃんこ下てェー
わたしゃ河原に 鮎つりにィー
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょォー
  ささか さかさか 飯坂ェー♪

♪ハアー
行こか松島ナー
行こか松島 帰ろか東京ォー
ここは飯坂 お湯のなかァー
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょォー
  ささか さかさか 飯坂ェー♪
♪ハアー
伊達と信夫のナー
伊達と信夫の 仲ふりわけるゥー
わたしゃ摺上 湯のながれェー
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょォー
  ささか さかさか 飯坂ェー♪

♪ハアー
昼は湯浴びにナー
昼は湯浴びに ちゃんこちゃんこ下りて
夜はお前に 上りつめェー
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょォー
  ささか さかさか 飯坂ェー♪
 ♪ハアー
かたい石でもナー
かたい石でも 文知摺石はァー
恋の情けの わかる石ィー
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょォー
  ささか さかさか 飯坂ェー♪

♪ハアー
あの娘いとしやナー
あの娘いとしや 桜桃の花かァー
暮れる河原に 白じらとォー
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょォー
  ささか さかさか 飯坂ェー♪

♪ハアー
忘れしゃんすななァー
忘れしゃんすな 大鳥城でェー
二人眺めた 吾妻富士ィー
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょォー
  ささか さかさか 飯坂ェー♪

♪ハアー
秋の眺めはなァー
秋の眺めは 天王寺山よォー
お湯の中にも 散るもみじィー
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょォー
  ささか さかさか 飯坂ェー♪

♪ハアー
昼は松島
昼は松島 波風まくらァー
夜は飯坂 膝まくらァー
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょォー
  ささか さかさか 飯坂ェー♪
♪ハアー
おらが奥州でナー
おらが奥州で 見せたいものはァー
お湯の飯坂 光堂ォー
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょォー
  ささか さかさか 飯坂ェー♪
 
鯖湖の碑 元は下の鯖湖神社にあったが明治の飯坂大火以降は飯坂喧嘩祭りで有名な飯坂八幡神社境内に移されている


鯖湖神社と左の碑が飯坂温泉発祥の地の碑 奥にあるのが鯖湖の湯


 鯖湖湯以外にも名湯八湯がある いづれも源泉かけ流しの熱湯の名湯である 温泉競争に敗れた飯坂の再建はこの8っつの名湯を如何に生かせるかにかかっている 何時までも大型バスの団体客ばかりを追っかけていても駄目だろう  
 
新装なった飯坂八湯のひとつ波来(はこ)の湯 佐波来の湯から佐が抜けて波来となったと云う


飯坂小唄の作詞 作曲は日本歌謡界の巨匠である西条八十中山晋平である 20番まである長い曲の中にたくみに歌枕を詠み込んである。
鯖湖の御湯 其の3