野田の玉川
陸奥に ありといふなる 玉川の たまさかにても あひみてしがな 古今六帖 読み人知らず
陸奥に罷りける時、よみ侍りけり
ゆふされば 汐風こして 陸奥の 野田の玉川 千鳥なくなり 新古今和歌集 能因
陸奥の 野田の玉川 みわたせば 潮風こして こほる月影 続新古今和歌集 順徳天皇
光りそふ 野田の玉川 月きよみ 夕汐千鳥 夜半に鳴くなり 後鳥羽院
風をいたみ 舟出し野田の 海人よりも 静心なき 目をもみるかな 藤中将実方 |
能因歌碑 塩釜市玉川
上左 6年前に訪ねた時にはあった奥の細道の標柱 25年11月にはなくなっていた
右 県道13号沿いが東北本線と交わるあたりの玉川近くにある歌碑と御堂 ここから上流は市街化の為地下を流れてくる そして手前の東北本線の手前から土手をくぐる
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