歌枕伊吹山のさしも草説明板の和歌
和泉式部
けふもまた かくやいふきの さしも草 さらは我のみ もえやわたらん 
藤原実方 
かくとだに えやはいふきの さしも草 さしもしらじな もゆる思ひを 
と書かれている こういう塗装の剥げかけた説明板にも風情を感じますね 

 しわぶきの森 写真の家のお婆ちゃんの話では昔はこの辺一帯が大きな森でしわぶきの森と呼ばれていたが企業に次々に買収されてしまいこれしか残っていない 栃木市のしわぶきの森の歌枕の説明板が立っていたが道路が狭く交通の邪魔という民間人の訴えに取り壊された との事でした 真に残念なことです お婆ちゃんの話ではこの森の中を通り抜ける時は何故か咳き込むのでしわぶきの森と呼ばれるようになったと言うので家に帰り辞書を引くと としわぶき=咳・咳き込む とありました
  これが標茅が原です 知識と見るとでは大違いなのは当たり前なのです この一千年の差を見るのも歌枕探訪の面白さです にあるように藤原俊成(定家の父)・和泉式部・清少納言や中将実方等錚々たる人物に詠まれてる歌枕の地なのです  今は水のない白地沼だけだが往時は大渕沼・笹渕沼・二股沼等の沼があったという  興味のある方は是非どうぞ   
 
伊吹山 U

さしも草はよもぎの事でお灸のもぐさの原料となっていた 燃える恋心をお灸の熱さに例えて恋の歌に多く詠まれたのでしょうか 実方の歌は清少納言へのラブレターなのです 
 伊吹山麓にある善応寺 伊吹山観世音寺と書いてあった