延喜式那須温泉神社
第34代舒明天皇の御世630年間開湯という 聖武天皇の天平10年(738)にはすでに都より貴人が遥々湯治に下った記録があると云う名湯である

下中 芭蕉句碑
湯をむすぶ 
  誓いも同じ 石清水

右端 芭蕉句碑
飛ぶものは 
 雲ばかりなり 石の上
硫黄と亜硫酸ガスの悪臭につい口に出た句かも知れないね
 那須与一宗隆奉納鳥居
源平合戦屋島の戦いで扇の的を射る時に南無八幡大菩薩別しては我国神明 日光権現 宇都宮 那須の温泉大明神 願わくばあの扇の的の真ん中を射させたはせ給え と念じた 彼が奉納した由緒ある鳥居
 
   境内にあるさざれ石
京都舞鶴市産出で高さ1.25m 最大周囲3.7m 重量3tもある巨大なもので凡そ25千万年の時を経て巌となったものだそうだ(説明板) 
    殺生石
奥の細道には『これより殺生石に行く 館代より馬にて送らる 此の口付きのおのこ 短冊得させよ と乞う やさしき事を望み侍るものかなと
         野を横に 馬牽きむけよ ほととぎす
殺生石は温泉の出る山陰にあり 石の毒気未だほろびず 蜂・蝶のたぐい真砂の色の見えぬほどかさなり死す』 とある
        
      遊行柳 U