山頂五大堂からの展望は実に絶景だ 断崖から突き出てるように御堂が立ち山寺を一望できる山中隋一の絶景である
 
左 納経堂(小さい建物)で立石寺山内最古の建造物 この御堂の下に首から下の慈覚大師の御遺体を含む5人の御遺体がある入定窟だが立ち入り禁止だ
 開山堂 大師の木像の尊像があり今でも毎朝夕僧侶がご飯を備え香を焚いている
       
 山寺 其の4


 


➡平安後期には摂関家の荘寺性格に寺院であり又1108年(天仁元年)鳥羽院の院宣により藤原基衡による修造のため京文化が色濃く匂う寺院なのだがその価値に比して人影はまばらである
 
瑞宝山慈恩寺 寒河江市大字慈恩寺
最上川を挟み山寺の西方寒河江市にあるは山寺に勝るとも劣らない価値ある寺院なのだ 残念ながら能因も西行もそして芭蕉も寄らなかったため其の知名度は山寺に比べて劣り訪れる人も少ないが➡
 慈恩寺三重塔寒河江市  
県指定文化財で伝説によると僧行基724年(神亀元年)諸国巡錫のみぎりに慈恩寺が景勝の地でるあのを見て聖武天皇奏上 746年(天平元年)婆羅門僧正勅によって開山されたと言う 慶長13年(1608)最上義光により建立されたが文政6年(1823)焼失し文政13年再建された
国指定重要尾文化財の本堂を含め国・県指定重要文化財は建造物・彫刻併せて31件にものぼり 市指定文化財にいたっては38件もあるのです そのほとんどが京都の仏師の優れた彫刻である➡