国指定重要文化財の約70ヘクタール(東京ドーム15個分)の鹿島神宮境内神域内と種類800種を誇る茨城県随一の常緑照葉樹林の鹿島神宮樹叢群は茨城県指定天然記念物に指定されている
左上・下 櫻門をはいるとすぐ正面に杉の古木が両側から覆いかぶさってくるが参道が非常に広いので圧迫感もなく開放感さえ感じます 人の姿と比較す
れば古木の杉の大きさが知れるでしょう この様な大きな神社は拝殿・本殿は普通境内の奥の鬱蒼としたとこに鎮座してるがここでは櫻門をくぐるとすぐ右側の日当たりのよい開放的なところにあり少し拍子抜けした

海上の大鳥居
大船津の一之鳥居は鹿島神宮に通ずる東西南北の4か所に設けられていた一之鳥居の一つで西の一之鳥居に当る 創建は鎌倉時代だが1618年徳川二代将軍秀忠が社殿と合わせて奉納したもので当時はまさに鹿島の玄関口にあたる 現在の鳥居は2013年に再建されたもので高さ18.5m幅22.5mあり水中鳥居としては宮島の厳島神社の16.0mを越える日本一の高さである 北浦から外浪逆の浦の間の鰐川に架かる国道50号線の神宮橋から見た 
左中 芭蕉句碑(石碑道標の前)
1689年神社を参拝し前書きに「神前」と記して
 
 此の松の 
実生せし代や 神の秋



鹿島 其のX

上左 さざれ石 (櫻門より参道300m左)
左 大々御神楽講中の石碑道標(奥の宮前)
  左ハみたらしいけ 右ハかなめいし
奥の宮を左折すると霊泉の湧く御手洗池がある 昔はここで禊をした 渇水時でも枯れることなく大人も子供も入っても水面は胸までしか来ないという不思議な言い伝えがある
右上・下 鯰を抑える要石(奥の宮を右折

 ゆるげども よもや抜けまじ 要石
       鹿島の神の あらん限りは

と江戸時代仮名草子に詠まれた要石は鹿島神社にある最強のパワースポットで太古からの信仰の対象とされてきた場所で重要な心の御柱的存在の霊石を奥の宮がそれを護るように配置されている 余りの小ささに驚いたが徳川光圀公が七日七晩掘り続けたが底に達しなかったという この石が大地震を起こす大鯰を抑え込んでいるのだ その像が上の画像