青龍山茂林寺山額
巌谷小波のお伽噺分福茶釜の汲んでも汲んでもお湯が絶えない茶釜の話は館林の茂林寺の寺伝です |
上 現多々良沼が歌に詠まれた可保夜が沼というのだ 館林市と邑楽町にまたがり北は渡良瀬川南は利根川に挟まれた低湿地にあり現在は広大な公園となっている
可保夜が沼については不詳らしい 上つ毛野といっても鶴の首の端の館林は明治以降の群馬県であり東山道からはかなり離れている 栃木県都賀辺りの沼ではないかとする考えもある 兎に角この辺は沼地が多いのだ
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曹洞宗茂林寺参道 館林市堀江町
湯を沸かし幾ら汲んでも尽きないという茶釜 福を分け与える分福茶釜の狸が参道両側にずらりと並ぶ 寺伝ではムジナとなっているがムジナも狸も同一らしいい |