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新田荘遺跡国指定遺跡総持寺(新田舘跡)
太田市世良田3201-6にある総持寺は南と北に東西に走る濠跡が発見され昭和初頭までは土塁も見受けられたという 西に早川を控え周りは堀を巡らした豪族の舘跡である 鎌倉時代の世良田は経済・文化・流通の中心地であったからしてここに新田宗家の舘あった所とされている(説明板)
左・上 新田荘遺跡円福寺と新田家墓石群
平安時代末期の12世紀中頃源義家の嫡男源義国の子義重が現在の新田郡全域と太田市の南西部を開発し荘園として新田荘園が成立した 新田荘遺跡はその新田荘園に関わりの深い11の遺跡からなりここ円福寺もその一つで新田氏4代目正義の開基と言う その境内の茶臼山前方後円墳の麓に20数基の凝灰岩の五輪塔・石層塔があるそのうちの一つに新田義貞の祖父新田基氏の法名沙弥道義が72歳で逝去されたと彫られていいる(説明板)
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総持寺境内国重要文化財世良田東照宮 2代将軍徳川秀忠公により造営された日光社殿を三代将軍家光公は祖父への尊宗の念から式年遷宮に倣いその作り変えを行った この時家康公が斂葬された奥社はまだ改築されずにありこれを後にここ世良田に移築され世良東照宮が誕生する 徳川家康公は始祖新田義季公が開基した長楽寺に100石を寄進した そして三代家光公は遠祖の遺徳を奉るためとともに義季公墳墓の隣を神域として東照宮の造営を天海僧正に命じ日光より移築したのが世良田東照宮なのです
(参考 世良田東照宮 世良田 東照宮) |