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左 遠しとふ こなの白峰にあほ時も あはのへ時も
汝にこそよされ 巻14-3478
遠いという故奈の白根にたづね来て 逢うときも逢わないときもいつもお前と親しくしてると噂されるよ
右 わがいはろに 行かも人もが 草枕 旅は苦しと
告げやらまくも 巻20-4406
君が家へ行く人もあればよい 旅は苦しいけど告げてやりたいものだ
下 山名城祉 源義家の孫新田義重の子義範はこの山名城に拠って山名氏と称して以後八代山名城を護った 南北朝時代は信濃南朝方の関東の橋頭堡であったという
下右 紫の 根延ふ横野の
春野には 君をかけつつ
鶯鳴くも 万葉集巻10-1825
紫草の生えてる横野の春の野には君の事をにを出して鶯が鳴くよ |
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