国指定史跡 国分寺跡
栃木県南部は古代下野国の政治・文化の中心地であった しわぶきの森近くには下野国府庁(謂わば県庁)があり特に思川と姿川にはさまれた所には聖武天皇が国家の平安を願って全国の国府庁に併設を命じた国分寺・国分尼寺の史跡がある 其れ造塔の寺は兼て国の華為り 必ず好所を選びてまことに長久にすべし この勅令により全国66か国に建てられた
国指定史跡 国分尼寺跡
 この一帯はしもつけ風土記の丘として整備されていて素晴らしい 雑木林のなかの整備された散歩道は防人街道と呼ばれ木々には数多くの万葉集の歌が貼り付けられている その歌を詠みながら歩くのも楽しいい  丘の南端には伝紫式部の墓碑があるがこれはご愛嬌でしょう この付近の住所がというのだがどちらが先かは不明だ   
左 伝紫式部墓碑     
  国指定史跡下野国府庁跡 天慶の乱で平将門はここ下野国府を襲撃国司藤原公雅から国司印奪い屯倉を強奪した    左 琵琶塚古墳 右 痲利支天古墳 ともに国指定史跡の前方後円墳
近在には多くの古墳があり特に県下1〜2の大きさを誇るこの古墳は豪族下毛野氏を偲ばせるものだ
    右 防人街道沿いにある万葉歌碑
松の木の 並みたる見れば 家人の 我を見送ると 立ちりしもころ 
            
巻14-4375 下野火長 物部 直嶋
 伊吹山 V