酒田の山居倉庫には及ばないが特異なのはこの8棟が秋田公立美術工芸短期大学の各種実習棟や市民が利用出来るギャラリー・多目的ホール・図書館・レストラン等に利用されていている現役なのだ
国立新屋倉庫のある新屋地区は雄物川の左岸秋田市中心の久保田地区の南部にある 藩政期には久保田から酒田までの旧奥州街道沿いにあり最初の宿場町でした 雄物川舟運の要地で且つ対岸の久保田への渡し場でありさらに良質の湧水から酒・味噌・醤油等の醸造業や製塩業そしてそれに伴う商業や製造業が栄えた所です 今も森九商店・国萬蔵酒造・旧高彦製麺所等の国登録文化財の建物ある その街角や古民家の前に美術工芸短大の学生の決して上手とは言えない作品があちこちにあり中々個性的な趣向ではある👈右から |
国登録有形文化財旧国立新屋倉庫(国登録文化財) 秋田市新屋
昭和9年に秋田経済連が建設し秋田県が消費する米の3割を保管したが昭和14年に国に寄贈された 現公立秋田工芸美術短期大学👈左へ |
水のおもに 照る月なみを かぞふれば
今宵ぞ秋の もなかなりけり 源 順
現代の菓子最中はこの歌から来てます
上・下 新屋地区のあちこちに学生が描いた立札が建っていました 余り上手くはないが面白い発想だ |