建造物重要文化財  旧阿仁鉱山外国人官舎異人館 
1882年政府工部省直営の阿仁鉱山に建てられた外国人宿舎 設計はドイツ人鉱山技師アドルフ・メッゲル 秋田県に残る尤も古い洋風建築で東北に残る数少ない明治初期の富国強兵・殖産興業時代の煉瓦つくりの優れた建物と言う 然しそれよりもサムライの大政奉還から僅か14年でこんな山奥に外国人技師を招いて先進技術を吸収しようとする日本人の向上心・向学心には感心する

鉱山六ヶ山阿仁鉱山の模型
地元の方に菅江真澄の道標のある鉱山の廃墟跡に何とか行きたい尋ねたが今は草茫々で簡単には入れないとの事 時間もないので鉱山資料資料館にあった模型を載せてみた  左から真木沢・三枚・一の又・二の又・小沢・萱草等11の鉱山からなる  1702年(元禄15年)には潘直営 1730年{元禄15年)には別子銅山を抜き全国一となる 当時の人口は約2万人位と云うからその賑わいが想像出来ます

阿仁合駅 入場券170円でこんな所まで入れるのがいかにもローカルのローカル線たる由縁でしょう 江戸時代には2万人の人口を抱えた活気に満ちた阿仁合とは想像出来ません 懐かしい停車場の雰囲気が此処にはある

米内沢の阿仁川

            
 米内沢は秋田県北秋田郡にあり秋田内陸縦貫鉄道の駅がある この町で有名なのは歌曲・童謡の作曲家成田為三の出身地である  浜辺の歌 かなりや 等の歌は誰もが知ってるでしょう




阿仁川 其の4