曾禰好忠の歌碑  
岩井の清水由来の古碑
岩井の清水
   岩井の清水
八幡太郎義家
が矢尻で掘ったとあるが曾禰好忠は凡そ100年前に既に詠んでいる 平田舎なれども都では当時評判の清水だ 左から曾根の歌碑・松平歌碑 古跡由来の碑 それにしても円融天皇は959年生まれ前9年の役は1051年だ 義家が矢尻で岩を掘る前から清水はあった事になるが歌枕はそれでいいのです 

埋もれし 岩井の水も 
  時しあれば 朽せぬ世々の
        しるしをぞ見る
時しあれば 岩井の清水 
汲みて知る たえせぬ名のみ 
       ききわたりしを
上は松平定信が仙台塩釜神社参詣の途中に詠んだと言う 

   安積の岩井 其の2
   


 現国指定天然記念物馬場桜
 
松平定信の歌碑
右 岩井の清水
義家伝説は事欠かないがここ安達郡大玉村の馬場さくらも義家伝説に由来する 義家が駒を繋ぐのに手にしていた桜の鞭を土に刺しておくとそれが根づいたと言うたわいない話だが昭和11年には国指定天然記念物に指定されている 樹齢1000年以上で平成11年5月5日の馬場桜は誠に老醜を晒すばかりで寿命幾ばくも無さそうだ 僅かに残された枝の桜も既に散った後である 然し彼女の名誉の為にも上の画像を載せておく 馬場桜の前に建っていた昭和40年代頃の馬場桜の案内版である