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日本の瀧百選乙字が滝 芭蕉も一句詠んだ名勝の地 阿武隈川唯一の瀧で水量が多いと乙字の形になっておちる 曾良旅日記に記には『石河滝(乙字ケ滝)見ニ行。(此間、さゝ川ト云宿ヨリあさか郡) 須か川ヨリ辰巳ノ方壱里半計有。滝ヨリ十余丁下ヲ渡リ、上ヘ登ル。歩ニテ行バ滝ノ上渡レバ余程近由。阿武隈川也。川ハヾ百二、三十間も有之。滝ハ筋かヘニ五、六十間も可有。高サ二丈、壱丈五、六尺、所ニヨリ壱丈計ノ所も有之』とある
左 乙字が瀧の碑 左下 石川の滝とも呼ばれる |
皆さんご存知の文部省唱歌牧場の朝 実はここ岩瀬牧場がモデルなのです 明治天皇が東北巡行の折 鏡石・矢吹・須賀川に広がる原野2700町歩の開墾を側近に語ったのが発端で伊藤博文内閣により宮内省御開墾所に指定された 明治40年オランダから乳牛13頭と農機具を直輸入した 日蘭友好の印として鐘が贈られたのです この鐘と日本最初の洋式牧場がモデルになり作詞杉村楚人冠 作曲舟橋栄吉によって名曲牧場の朝が生まれたのです 鉄道唱歌には
♪岩もる水の泉崎 矢吹 須賀川冬の来て
むすぶ氷の郡山 近き湖水の猪苗代♪ とあります 岩瀬郡鏡石町
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