祐天上人の生家(左)と墓地(右)
彼は陸奥国磐城郡上仁井田村(現四倉町上仁井田)生れで生家が今も四倉駅の近くにあるのです お隣に住む上人の末裔であると云う新妻家のお嫁さんの話では26代目だそうです と云う事は俗名は新妻と云う事でしょか? この生家も江戸時代のもだが3.11大震災のため傷みがひどく近々取り壊すのだそうです 上人が生れた場所ではあるが生まれた家そのものではないので文化的価値は低いのかもしれないね 案内板も何もない 国道6号線沿いで生家の近くにある最勝院浄土寺にある祐天上人の墓 3.11大震災で御覧のように倒壊してしまった 現在も東急東横線に祐天寺駅(祐天寺は目黒区中目黒)があるが彼は小石川伝通院の第17世住職であり5代将軍綱吉・6代家宣の帰依を受け徳川家菩提寺増上寺36世住職となる 東大寺大仏を含む多くの廃寺を復興したことで有名だ そして江戸の度重なる大火に際して独特の消化対策を組織して江戸町火消の開祖とも言われその後の大岡越前守の「いろは四十八文字」の江戸火消の消防組織の前身になったという この様な名僧がわが福島県いわき市四倉の出身者とは思いませんでしたね
許奴美の浜 其の3 |