頼朝に参戦した常陸国伊佐庄(現茨城県下館市)の藤原朝宗(常陸入道念西)
は福島南部
石名坂合戦
で軍功を挙げ阿津賀志山の戦いでも功を認められ恩賞に
信夫庄伊達の地
を与えられた(上画像)
伊達氏の誕生の地
である
下紐の関 其の3
国指定史跡阿津賀志山防塁跡
平泉泰衡軍が頼朝軍を迎え撃つために掘られた防塁で吾妻鏡には『
口五丈の堀』
(二重掘)と記載されている
左・上
国指定史跡石母田供養石塔
地元では
蒙古石
とも言われる 阿津賀志山麓国見町にある
蒙古(元)の帰化僧「一山一寧」の筆跡
で昭和10年には既に国史跡に認定された貴重な史跡である 我々には殆ど知名度はないが
松島の雄島にある国指定有形雄文化財の賢頼の碑
も彼の筆跡なのは書道の大家である証拠なのです さらに彼は
鎌倉建長寺・円覚寺・後に京都南禅寺住職となる優れた僧
なのです