国指定重要文化財 延命地蔵堂
 
旧御塔婆納め所 奥の院
耶麻の郡 
其の3
 




右 八葉寺阿弥陀堂 外見からはそうは見えませんがこの八葉寺には 明治37年2月国特別保護建造物指定 昭和25年8月国重要文化財指定 昭和56年国指定重要民族文化財 更に空也上人の冬木沢空也念仏踊りは県指定重要重要民族文化財とたいそうな価値あるお寺さんなのです 会津の高野山とも呼ばれ会津一円の信仰を集める 964年(康保元年)空也上人開基 死者の遺骨 遺髪など入れ供養する風習は全国でここだけとか お盆前の冬木沢詣りは会津地方における御魂迎の行事として室町時代から続き国の重要無形文化財になっている
上右 阿弥陀堂本堂(特別保護建造物 旧国宝) お塔婆授与所 空也上人が野晒の遺骸をここに集め丁重に供養したことから諸陵山と号す いつしか当地が會津一円人々の信仰を集める地となった 古来祖霊集会之霊場・會津総菩提所・会津の高野山と称されるようになった  室町後期の建物 
上左
  延命地蔵堂 国指定重要文化財 大同2年{807年)徳一大師創建と伝える 別名藤倉二階堂とも言われるが二階建ではなく屋根が2層になっている 禅宗様の建築で、屋根の下にひさしが突き出てこれを柱で支える変わった形をしています この地蔵堂は唐様建物の造形美で建築の芸術とも称され東北唯一の遺構として注目を集めている