仙台にある国宝大崎八幡神社の本家とも言うべき大崎八幡神社 前9年の役にさいし頼義・義家が戦勝祈願に社壇を建てたのがはじまりという 栞は無いと言われたのは残念 元々ここには蝦夷対策として大和朝廷の新田の柵がおかれていた   左 表刀神社
天平神神護年間創建の延喜式内社 昔ここに舟をつないだ大杉があったというが今はない この神社が水面に映る影は見事だったろう 上に樹齢1000年の杉の木もある
右 小野御所跡 表刀神社の向かいの南側の丘陵にある小野御所跡である 碑には大崎氏は奥州探題として中世の東北の支配者であった この古川市(現大崎市)には幾つかの舘が築かれていたがそのうちの大崎五所の一つ小野御所と云われている 大崎氏初代家兼時代に築かれた 現在天神山香梅院なるお寺となっている 千枝の湖の畔にあったという(説明板)
 は御神木の馬形の杉 根元が馬の背や臀部に似た出っ張りがある  
 
新田柵は、奈良時代に律令政府が陸奥国の大崎地方における支配の拡大をめざして設置した城柵 で737年に多賀城柵・牡鹿柵・色麻柵・玉造柵共に設置された天平五柵の一つで大崎神社がその所在地とされている
 

花島山 其の2
  此風景から誰が景勝の地を想像出来よう この田んぼ一面が千枝の湖と呼ばれた所だったとは 向の森が歌に言う花島山で一段高い杉の森の中に上の表刀神社がある   右端に新幹線が見えるが沼地跡の為難工事だったという 大雨の後今も一面の湖になると