樹齢800年超の老杉と国指定重要文化財瑞巌寺中門

覚満禅師の墓  瑞巌寺の前身臨済宗円福寺第6世住職 鎌倉建長寺の大覚禅師の教えを受け継ぐ高僧
上 宮城県重要文化財瑞巌寺総門
総門の軒下にある桑海禅林の山額は有名

上右 お馴染みの 国宝瑞巌寺  伊達家菩提寺 
正式名称は松島青龍山瑞巌円福禅寺(しょうとうせいりゅうざんずいがんえんぷくぜんじとえらく長い 正面に樹齢800年の3本の杉 国特別名勝松島と言う自然美と安土桃山様式建築の人工美の国宝に出逢える 国宝2 重文7 県重文10を有す 1698年(元禄2年5月9日)塩釜から船で松嶋に着き小憩ののち瑞巌寺に参詣した9世紀慈覚大師が開基し天台宗青竜山延福寺(松嶋寺)として創建した 13世紀中葉法身が臨済宗青竜山円福寺として創建した その後慶長4年(1609)衰微した圓福寺を伊達政宗が再建に着手し4年の歳月を掛けて現在の寺院とし松嶋青竜山瑞巌円福禅寺とした 桃山時代の真髄をあらわす荘厳な建築である

瑞巌圓福禅師中門山額 瑞巌寺の前は圓福寺と称した

総門から寺院までの参道  鬱蒼とした杉林の中を通る 
上 総門から瑞巌寺正面への参道

瑞巌寺洞窟遺跡群 境内参道脇  古来松嶋は奥州の高野とも呼ばれ亡き人の供養を営む地だった

松嶋 其の 8