陸奥山黄金神社の東には標高236mの崑岳がある その山頂にあるのが崑峯寺だ ここからの眺望はの画像の如く素晴らしくそこを往来した歴史的人物の描写が案内板にある 『芭蕉と曾良が石巻から平泉へと、更に義経が牛若丸時代に金売吉次と共に京都鞍馬山から平泉へ、そして頼朝の追ってを逃れて出羽国から古川付近を通り平泉まで弁慶らと共に歩いたコースも望まれる』 と書いてあるが春霞の為見えなかった 又崑岳観音は田村麻呂東征の折り敵味方の戦死者を祀り京都清水寺の11面観音を勧請して開山したと伝える(大同2年・807年) 当初この辺り霧が多いので霧岳山正福寺と称したが慈覚大師円仁が布教の折りに無夷山崑峯寺と改称した 松島富山観音 石巻牧山観音と奥州3大観音でるあ 無夷とはいかにも中央政府の命名の山号だ  箟峯寺は光仁・桓武・平城三帝の勅願所で大伴駿河麻呂の創建し田村麻呂が観音堂を創建
御詠歌
知恵の矢に 射る箟岳の ふしこめて 
       大慈大悲の 月も弓張り
 


陸奥山 其の5