みさぶらひ 御笠ともほせ 宮城野の 木の下露は 雨にまされり 古今和歌集 東歌
あはれいかに 草葉の露の こぼるらん 秋風立ちぬ 宮城野の原 西行法師集 西行
宮城野の 本荒の小萩 露を重み 風をまつごと 君をこそまて 古今和歌集 詠み人知れず
宮城野の 本荒の萩の したはれて 露もくもらぬ 秋の夜の月 重之集 源 重之
宮城野の 露吹きむすぶ 風の音に 小萩がもとを 思ひこそやれ 源氏物語 桐壷
さまざまに 心ぞとまる 宮城野の 花のいろいろ 虫のこゑごえ 千載和歌集 源 俊頼
宮城野の 萩の名にたつ 本荒の 里はいつより 荒れはじめけん 宗久
小萩原 まだ花さかぬ 宮城野の 鹿やこよいの 月になくらむ 千載和歌集 藤原厚敦仲
宮城野を 思い出つつ 植えにける 本荒の小萩 花咲きにけり 能因
宮城野の 焼野の萩の 下葉より 本荒に咲く 花を待つかな 曽根好忠
右上 現在の宮城野原 楽天球場 cobo スタジアム 萩の面影無し
右下 球場隣の宮城野原JR貨物操作場 昔の面影は最早ない
宮城野 |
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