|
|
|
神社に張ってあった梛の木のポスター
山伏が名取老女にお告げが書かれていた葉を渡したのが梛木の葉だったに因むのでしょう
梛の木は熱帯系の植物だが太古黒潮に乗り日本の南紀・四国・九州の温暖な地方に定着した 日本の北限は伊豆半島辺りとされている 梛の木は古代より神社境内に植えられていて熊野系神社では御神木とされている
鎌倉の尼将軍北条政子も若き日に伊豆山に流されていたあの源 頼朝にこの木の下で愛を誓い結ばれたという伝承があり縁結び・良縁の神木とされる 又葉の葉脈が縦に走っていて横に裂くのが困難として夫婦円満・災難をなぎ倒す厄除け神木でもある
ちはやぶる 熊野の宮の 椥の葉を
変わらぬ千代の ためにし祈る
藤原 定家 |