国指定名勝 秋保大滝 
高さ55m 幅6mあり名取り川の全流が一気に流れ落ちる 戦争が始まる緊張した昭和16年に国の指定を受けている事から如何にこの滝の見事さが分かる 日本にはいたる所に名瀑がありますがこの秋保大滝が全国凡そ2500箇所もある滝の中から自然景観に最も優れた美しい滝として日本の滝100選の一つに選ばれたのです 然も国内唯一濃厚なマイナスイオン浴が出来る滝壺である
  文部省 昭和18年の時代がかった表記が名勝の貫禄を示す
名取の御湯 其の4
                 
  名取川上流にある景勝地 釜淵
左端 秋保大滝不動(滝本山西光寺)
 山形立石寺(山寺)の奥の院とも言われ 円仁(滋覚大師)の創建である 彼は裏の大滝で100日の荒行をして立石寺を開基したと言う  現お堂は文政8年(1825)に木食知足上人によるもの
 
二口街道は名取川沿いに伊達藩仙台から直接最上藩山形立石寺(山寺)へ秋保温泉経由して出る最短の街道で平安時代に滋覚大師が開いたと言う由緒或る街道であった 然し笹谷峠を越す国道286号と作並温泉を経由して関山峠を越す国道46号線開かれてからは急速に衰えていった 私が行った時は通行止めになっていた ここから上流は二口渓谷と云われ新緑・紅葉のは絶景である