この一級の歌枕の地『緒絶の橋と姉歯の松』を芭蕉は立ち寄っていない あれほど能因・西行の陸奥の歌枕を尋ねるのを楽しみにしていたのにです。奥の細道石巻の段には『十二日、平泉と心ざし、あねはの松・緒だえの橋など聞伝へて、人跡稀に雉兎趨蕘の往きかふ道そこともわかず、終に路ふみたがえて、石の巻といふ湊に出ず』と書いている 勿論この文章は通雅の歌『ふみみふまずみ心まどわす』にかけてるのだろうがそれにしても承知しながらわざと立ち寄らないのは何故だったのだろうか? |
|
|
江戸後期寛政2年の創業200年の蔵元 橋平酒造商店 その酒蔵を改修してみちのく食の蔵『醸室』が造られている 大吟醸緒絶橋・吟醸酒醸室の他味噌・醤油・食堂・お土産店などがありいい雰囲気を醸し出している 尚黒色のお面は宮城県北部から岩手県に多くみられる防火のための民俗文化 火の神様 釜の神様をモチーフにしている |