この潟湖こそ1200年前の大爆発の名残なのだ 今も手前で水蒸気を吹き上げている 日本一の酸性度でPH1.5
 温泉特有の懐かしいの硫化水素の臭いが町中に漂いホテル・旅館の路地裏からいたる所で水蒸気噴出している 1200年前の大爆発の影を引きずるようである
左下 鳴子峡の紅葉 高さ100mを超す断崖絶壁が2.5kmも続き奇岩と松の緑が点在する紅葉美は数ある紅葉の名所の中でも第一級とされるている
  右 鬼首荒雄岳中腹にある奥宮式内社荒雄川神社 荒雄川の水神だ 左側主馬神社  明治天皇の御料馬で町指定有形文化財金華山号の木馬が安置されている 当時の彫刻家で初代帝国技芸員後藤貞行により明治34年に製作された金華山号は明治2年この鬼首村で生まれたもので明治7年天皇の奥羽巡幸の際その非凡さが認められて宮内庁購入され明治26年まで天皇の御側に仕えた 高さ2.13m長さ2.55m
 山里は 万歳おそし 梅の花
だが碑には
山里盤 萬歳遠曽志 宇免花 はせを  と彫られているが何時何人によって何のために建てられたる知るべからず  一番大きい石碑が馬頭観世音で他は大部分が馬歴神の碑で芭蕉の句碑は白い苔が生えていてほとんど詠めない 国道108号線(羽後街道)と県道63号線(最上・鬼首線)の交差する近くの旧道にある ネットでは元禄4年伊賀国上野で詠だものである   句意は
 
町では元旦から万歳が来るがここではだいぶ遅れて梅の花が満開のころやってくる
とある
沢子の御湯 其の3