六地蔵菩薩道 峠は八丁平とは呼ばれるがその名の通り八丁四方の平原なのだ 背丈ほどの笹ばかりで目印・目安になるものがない その為四季を通じて遭難者が続出したのです 六地蔵も元は伊達領から最上領に荷を運んでいた人夫がその荷を背負ったまま凍死していたのが発見され その為その霊を慰る為と道標を目的として等間隔で建てられているのです 昭和58年11月幻の4遺体が86歳の古老の執念により発見されマスコミでも取り上げられた 六地蔵が呼んだのだと云う
右上  峠にある六地蔵の名前
 
これらの地蔵は室町時代以前のではなく戦国時代以後のもので相当古いのだ
  陀羅尼地蔵菩薩
鶏亀地蔵菩薩

法性地蔵菩薩
  八丁平六地蔵の由来書き   延命地蔵菩薩   宝性地蔵菩薩 兎に角石碑 石仏が多いのです それだけこの峠での遭難が多かった事を示している 5体の地蔵を載せたが突然笹の中からヌーッと出てくるので少し気味が悪い 古来未発見の遺体も相当あるだろうから不気味な事を想像したりするので1人では行かないほうがいいだろう  別名賽の河原ともよばれている地蔵は5体しか分からなかったが足元の藪の中には未だ未発見の遺骨が横たわったまま君等を待ってるかもしれないのです 
有耶無耶の関 其の3