親不知ピアパークの翡翠ふるさと館にある世界一の翡翠原石(国指定天然記念物) 幅6m×高さ4m×奥行3.2m 重量102トン 青海川上流翡翠峡にあったもの
左 子どもの建御名方命を右手につなぎ左手にヒスイ製の勾玉を連ねたものを持って立っている ヌナカワヒメは翡翠の玉を身に着けて占い事や呪術を巧みに行った女王で日本最古の歴史書の古事記や完全な出雲風土記には奴奈川媛は高志(越)の国の賢くて美しい姫だと聞いて出雲の国の大国主命(ヤチホコ・八千矛命)が遠路求婚に来たと云う(翠の交流都市糸魚川市) 大国主命は地元出雲に本妻須世理毘売がいながら越に住む噂の奴奈川媛に求婚し建御名方命をもうけている 他にも神屋楯比売命・鳥耳命・多紀理比売等とも結婚していて子供までいるので中々元気いっぱいの神様なのです 尚建御名方命は後に諏訪神社の祭神となる神様です
渟奈河姫 沼河比売 奴奈川媛等書き方はいろいろあるようだが呼び名はヌナカワヒメである 足もとの子供は建御名方命 縄文前期(前5000〜6000年)には既に翡翠が加工されていて日本ではここ糸魚川市からのみ出土する この美しい神秘的翡翠から美しい姫伝説の奴奈川媛が生まれたのかもしれない ミャンマー・アメリカ・糸魚川が世界3大産地であるが糸魚川は世界最古の翡翠文化の地だったが奈良時代以降は珍重されなくなり糸魚川の翡翠は全く忘れ去られていたのです 再認識はなんと昭和初期に奴奈川媛伝説を信じた詩人・歌人・評論家の地元出身者の相馬御風だったとは驚きました |