重要文化財 神厩 東照宮境内唯一の素木造で陽明門の前にあるのでとりわけ地味な建物だ 慶長5年関ヶ原に於ける家康公の馬が神馬とされその後幕府より奉献されたもの この建物には八個の欄間があり彫られた神猿彫刻は猿が馬の健康安全を守るという信仰に基づく 有名な三猿は左から2つめの欄間にある(まさか馬小屋の飾りだったとは 下右端) 
 上左端 釣燈籠はオランダ國が奉納した灯篭で蝋燭に火をつけると自然に回転するので回転灯篭ともいわれる 釣燈籠(回転燈籠)
上中 悠仁親王殿下のお印 高野槇 三大御将軍御手植えで樹齢370年 高さ37m 槇は日本固有の温暖性常緑針葉樹で日光のような高地の気候で大木になるのは極めて例外で植物学上貴重である 高野槇 陽明門の前にある

上 二荒山開山の祖勝道上人の墓碑
 当初上人は仏磐で荼毘にふされ仏岩谷に埋葬されたが東照宮鎮座の折り開山堂に遺骨がうつされた この五輪塔の台座には勝道上人の墓と彫られている この墓地は滝尾道の途中にありその苔生し静寂そのものは隣が喧騒の日光とは思えない素晴らしい道です   
剃捨てて 黒髪山に 衣更    
このたび自分は黒髪を剃り捨て、墨染めの僧衣に姿を変えて旅に出てきたが、今日、その剃り捨てた黒髪に縁のある名の黒髪山の麓で衣更えの日を迎えたよ
                 
曾良
上 滝尾道(滝尾神社)への道オゾン溢れる滝尾道 兎に角緑が素晴らしいい
 

二荒の山 其の\