小野小町を祀る小町堂(芍薬塚)毎年6月第二日曜日に小町祭りで7人の市女笠の小町が登場する 菅江真澄も著書の小野のふるさとの中で「・・・はなだ色の布を厚くさいて着たたいそう清羅かな女が老人にともなはれて行くのは小野のひとである ああ美しい女だと人々は見守っていた 小町姫のゆかりが残って昔から今に至るまで小野村にはよい女がでてくるとは聞いていたがこれほどの美人は世にあるまいと酔って泣き言を言った・・・」(菅江真澄遊覧記 兜ス凡社 |
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上 小野小町自作の木彫の自像 向野寺にある
下 小町小町の菩提寺 向野寺 往時は小野寺と呼ばれ秋田6郡33観音7番札所
左 熊野神社 父小野良実の建立した熊野神社
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小野の郷
其の5
左端下 老子石
桐木田の井戸の近くにある「ばっこ石」 小町の母の墓地と言う 彼女は村長の娘の現地妻であったと言う
下 桐木田の井戸
小野小町産湯の井戸
桐木田(現小野字桐木田) ここが出羽郡司良実の館があった所 そこにある井戸が小町産湯の井戸である 自然石・乱石積み・円形井筒工法は平安時代初期の物で貴重の遺跡と云う大阪学院大学教授山本博氏の結論を得た |