上 龍馬山義経寺
ここには義経が渡海の無事を祈った観音像が安置されているという 義経が海を渡った500年後竜飛﨑を訪れたのが円空である➡ 

奥谷旅館  
ここは明治35年から平成11年まで営業していた旅館 太宰治を初め高橋竹山・井泉水・棟方志功等の宿帳がある最北の旅館だった奥谷旅館である
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ここからが有名な日本でただ一つ車の通れない国道339号である 上の路地が松前街道(現国道339号)から別れ赤レンガ部分が国道でおそるおそる上ると細い路地裏の下左になり更に両側の家に気を使いながら
 寛文7年(1667)円空がこの厩石で観音像が光るのを見たという 円空は観音像を刻み海峡を見下ろす岡に祀ったのがこの寺の始まりと云う(説明版)

左 源義経渡道の碑
左が源義経竜神塔・右が静御前竜神塔と彫られている 三厩(みっつの岩谷)のまえにある

 蝦夷が千島 其の3

   

   
 太宰は友人中村氏と酔いつぶれるまで飲み明かしたと小説津軽に書いてある 現在は太宰を中心とした観光案内所である

 国道339号線沿いの竜飛岬入口にある太宰治の碑があり小説津軽の一説が彫られている

 『ここは本州の袋小路だ 諸君も銘肌せよ 諸君が北に向かって歩いてゐる時 その路をどこまでも さかのぼり さかのぼり行けば 必ずこの外が濱街道に到り 路がいよいよ狭くなり さらにさかのぼれば すぽりとこの鶏小屋に似た不思議な世界に落ち込み そこに於いて諸君の路は全く盡きるのである

立派な国道339号なのです
➡ 右
の階段のある歩道を通り興味深々で上ると次頁の階段国道につく いかにも立派な国道339号の標識が立っている それをを登ると次頁の頂上に上りきる

全長378・2m 標高差72m 362段の立派な階段国道 お役人にしては粋な計らいではありませんか  お役人総てに是くらいのユーモアが欲しいものです 正真正銘の国道です 正に太宰治の言う袋小路です。・・・・すぽりとこの鶏小屋に似た不思議な世界に落ち込む・・・・のです 登りきった所の竜飛岬の階段国道終点からは遥かに蝦夷が千島が見える ここから又車が通れる339号線となります 勿論車の通れる立派な別ルート道もあります 次頁へ続く・・・