下 片平町の山の井公園にある山の井の池

冬深み 氷やいたく 閉つらむ 影こそ見えぬ 山の井の水
               金塊和歌集 源 実朝
影をだに いかでか見まし 契りこそ 
              うたて浅香の 山ノ井の水 
         
続千載和歌集 前大納言為氏
左 安積山公園の碑
下 山の井の清水 日和田の安積山公園にある山の井の清水
清少納言は 山の井・・・何故こんなにも人の心の浅いという喩えに出されるのか? と云っている 確かに見れば浅くかつ小さい 古より安積沼に向かいてこの山を安積山と称しその山裾より湧き出る一条の山ノ井の清水と呼ぶ 
  芭蕉により 安積山はここ日和田の小丘に確定されてしっまたかのようである
   安積山 山の井 其の3
      

山の井の池 山の井公園
雰囲気はあるが額取山は見えない 数キロは離れている 勿論影も映らない山の井の池

影茂み 結ばぬさきの 山の井に なき年と 松風ぞふく 
            拾遺愚草 藤原定家
山の井の池 安積山公園
山の井の 浅き心も 思はぬに かげばかりのみ 人のみゆらむ
              
古今和歌集 詠み人知らず
 
 延喜式明神大社宇奈己呂和気神社 片平の南部三穂田町 全国285座しかない明神大社の一つである 明神大社は特に霊験あらたかな神格を持つ神社で福島県内にはここを含めて7社しかない