式内社黄金山神社の碑と黄金の鳥居
金産出の遺跡らしく鳥居も金色なのにはびっくり
 今まで見た鳥居は古色蒼然たる灰色の鳥居ばかりでした   左の建物は黄金の鳥居の脇にある天平ろまん館で資料館と売店になっている 鳥居から神社までの参道には万葉歌碑があります
大伴家持万葉歌碑
天皇の 御世栄えむと 東なる 
          陸奥山に 金花咲く
山上憶良万葉歌碑
銀も 金も玉も 何せむに 
      勝れる宝 子に及かめやも 
柿本人麻呂万葉歌碑
東の 野に炎の 立つ見えて 
     かへり見すれば 月傾くぬ

下右端の割れた石碑には天平の仏が彫られてる 
            
上 黄金山神社参道
万葉集には「美知乃久山」とある 国指定史蹟文化財 延喜式内社黄金山神社 祭神は天照皇大神 金山彦命 猿田彦命 天平の字を彫った瓦製宝珠や六弁の菊花紋の棟瓦が出土した 日本最初の金を都へもたらしたのは朝鮮百済系帰化人を祖とする陸奥守百済王敬福だが産金を可能にしたのは百済系帰化人の技術者達であった 
余足人(あぐりのたるんど) 朱牟須売(しゅのむすめ) 戸浄山(こじょうざん)の名前がある
(黄金山神社栞
 

陸奥山 其の3