南谷別院跡    三の坂から右に折れ500m行く
天宥法印の手になる壮大な建築物があったという 芭蕉は湯殿山の帰りここに二泊を含め六日間も逗留してる 然し今やその痕跡もなく吾妻屋にはマムシに注意と書かれていて急に怖くなり急いで戻った 最近環境省認定のかおり100選に指定されたという

 1.7km総てが魅力的な羽黒山杉並木

芭蕉三山句碑
涼しさや ほの三日月の 羽黒山

国指定重要文化財鐘楼・大鐘
 茅葺で山中では五重塔についで古い建造物 1275年(建治元年)銘がある鐘口径1.68mで中世以前では東大寺鐘に次大きさだ 大鐘は昭和48年・鐘楼は平成12年重文に指定されたのです  
語られぬ 湯殿に濡らす 袂かな


 開祖能除太子(能除仙・蜂子皇子)の御座石
 鏡池 三神合祭殿の直ぐ前にある 昔は神意を表す御手洗池と呼ばれていたがこの池から➡

覚諄別当が建立した 芭蕉句碑
ありがたや 雪をかほらす 南谷   
   この2446の石段の中に盃・蓮・瓢箪等が33個彫られて石がある これを全部見つけた人は願が叶うと言う 一日がかりで捜せばいい森林浴が出来るでしょう 
赤い鳥居が羽黒山三山合祀神社の赤鳥居です


羽黒山 其の4


やっと羽黒山頂間近の赤い鳥居が見えた 

羽黒山頂の芭蕉
  曇のみね 幾つ崩れて 月の山
    ➡ 6百数十個の古鏡が発見された 古いものは平安時代からのもので鎌倉・江戸時代中期に亘る古鏡が掘り出された その内の190枚が近くの三山歴史博物に収蔵され国重要文化財に指定されている 古代にはこの池が御神体ではなかったかと思われるのです 鏡池は羽黒山信仰の原初なのです 日本広しと云えども『池の御霊(みたま)』と呼ばれるのはこの池だけだ