国指定重要文化財 蔵王成沢八幡神社の石鳥居
山形市蔵王成沢\
下 国指定重要文化財 元木の石鳥居 |
瀧の山三百坊の石鳥居 山形市大字土坂(滝の山登山口)
ここを通り瀧の山頂瀧の山大権現へ登ったのであろう 慶応年間の建立という |
ここにある3つの石鳥居 どれも不恰好である 平安末期建立とされる日本最古の鳥居の原形である 総高371cmで直径97cmの柱はスマートさとは無縁だが逞しさとユーモラスは日本の創世記の初々しさそのものです 851年(仁寿元年)滋覚大師が龍山山頂(1362.1m)に薬師如来を祀龍山大権現として多くの信仰を集め平安時代から鎌倉時代に西蔵王一体には堂塔伽藍が立ち並び繁栄を極めた その時に立てられたのだこの石鳥居である
1258年(正嘉2年)執権北条時頼により閉山に追い込まれた龍山寺は300坊と伝える多くの修験者の生活を維持するため龍山寺を瀧山寺、龍山権現を瀧山神社と改め龍山中腹の神尾から麓の桜田地区に降ろして再構築されたのが上の画像だ ご覧のように他の寺社と比較してもその凋落は誠に寂しい限りで往時の面影は無い
左の画像二つは滝の山とある 瀧と滝の違いはあるがここも村山盆地を挟み東の蔵王山麓と対峙する出羽丘陵にある龍山遺跡を主張する入り口にある石碑である
瀧の山 其の2
|
瀧山神社 |
出羽丘陵本沢の史蹟 滝の山
パンフレットには西行歌碑があるが地元の方の話では無いとの事 |