米沢指定文化財成島八幡宮 米沢市広畑町成島
宝亀8年(777)創建 大伴駿河麿の蝦夷征伐に宇佐八幡に祈願して勝利しここに八幡神社を建立し 坂上田村麻呂も造営したという 大江・長井・蒲生・伊達・上杉代々の城主により厚く尊崇され各時代の城主の奉納した棟札が48枚も保存されている 一番古い棟札は正安2年(1300)置賜郡地頭長井宗秀の宝殿修理・さらに貞和4年(1384)長井時春等である 伊達政宗が岩出町・仙台へと移動するにあたり分霊してこの地を去ったのです 現在は仙台市の国宝大崎八幡神社として存続している |
『鶴の恩返し』の民話発祥の地 南陽市漆山
皆さんご存知の鶴の恩返しの一つが南陽市西部にあったのには驚きました 珍蔵寺の山号がなんと鶴布山であり近くには織機川が流れ羽付と言う部落もあるのです 鶴を助けた男が金蔵で約束を破り覗き見してしまい女(実は鶴だった)に逃げられたので僧侶となって寺を開き訛って金蔵が珍蔵寺と云う様になった云う 一般的に『おつうと与平』の話で有名だ 隣の夕鶴の里記念館では民話を聞かせる語りべがいる |
|
ハイジアパーク南陽 イサベラバード記念コーナー 東洋のアルカディア置賜・南陽
南陽市上野
アルカディアとはギリシャ中央部の山岳地帯の名称で古くからそこに牧人たちの楽園が有ったと信じられたいた 西洋人にとって理想郷の代名詞でした つまり桃源郷のことです 思いもかけずイサベラは東洋の出羽の置賜にそれを見たのです
日本奥地紀行の中に川西町の諏訪峠から『米沢平野は実り豊かな微笑する大地でアジアのアルカディアである』と記している
越後米沢十三峠街道の険しい山道を抜けて、飯豊町と川西町の境にある諏訪峠から米沢平野全体(置賜盆地)が見渡せるようになります。
優嗜曇 其の7
|