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左端上下 追分石(国道120号と旧道の交差点) 上 右川又・荒沢 左中禅寺・?
下 右荒澤裏見滝道 左大日中禅寺道とある
上 芭蕉句碑
志ばらくは 瀧に籠るや 夏の初め
安良沢小学校にある 夏とは夏行 夏安居・夏篭などの略で僧の修行を意味する 元禄2年1689に日光裏見の滝に立ち寄った時の句
右上下 裏見の滝
滝の浦には不動明王が祀られお参りすることが出来ることから裏見の滝と呼ばれる 今日私は一日で三万歩歩いたが然し芭蕉の健脚には赤子の様なもの 彼は草鞋でこの山中の滝まで運んだのです 信じ難いことです 芭蕉も裏から滝を見たのでしょうか
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明智平から見た二荒山(男体山) 生憎の曇りで全容は勿論右方に見える大真名子・小真名子山の二子山も見えません 日光に縁が深い天海大僧正は実は明智光秀だった との伝承から明智平の名が出たのでしょう 上右 中禅寺湖と華厳の滝 明智平より
上左 馬頭観音碑此街道ヲ往来スル駄馬ノ苦痛ヲ見テ深甚ナル同情心ヲ起サレタル英国人アンニー・ギースリング夫人ノ紀念トシテ滋ニ此文字ヲ石ニ刻シ旅客並ニ馬子諸子ノ是等動物ニ一層親切ナランコトヲ望ム 大正2年12月建立 と英文字と一緒に彫られてる 国道120号と裏見滝線県土195号線の交差点にある 英国人から見れば日光の山道は極貧の地だったのでしょう |